北海道限定品シリーズ:その5(マルちゃん やきそば弁当 「ほたてバター醤油味」と「たらこ味バター風味」)

1.はじめに

 毎年春になると「横浜高島屋」と「横浜そごう」で、張り合うように北海道物産展が開催されています。どちらもおなじみのお店や、新しく発掘されたお店などで大賑わいで、毎年お伺いしています。

昨年のマルちゃんの北海道限定カップ麺ご紹介ブログ
昨年のマルちゃんの北海道限定カップ麺ご紹介ブログ

 そんな中で「横浜そごう」の物産展会場の中には北海道限定品コーナーがあり、昨年は北海道が誇るコンビニチェーン「セイコーマート」のオリジナルカップ麺やオリジナルスナック、「サッポロ クラシック 」の春の期間限定品「サッポロ クラシック 春の薫り」、マルちゃんの北海道限定カップ麺をみつけ、みなさんにもご紹介させていただきました。

 今年も新たな出会いはないものかと、真っ先にこのコーナーに向かうと、昨年はみかけなかったマルちゃんやきそば弁当「ほたてバター醤油味」と「たらこ味バター風味」をみつけました。

 ということで今回は、北海道限定品のマルちゃんやきそば弁当「ほたてバター醤油味」と「たらこ味バター風味」をご紹介したいと思います。

「ほたてバター醤油味」と「たらこ味バター風味」
「ほたてバター醤油味」と「たらこ味バター風味」

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、マルちゃんの製造元である【東洋水産】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。

2.「ほたてバター醤油味」

 「ほたてバター醤油味」は、コシがある細麺に、オホーツク地方でとれたほたてのエキスを使用し、バターの風味を利かせた醤油味ソースのやきそばです。

 発売は今年(2025年)の2月で、現在販売されている北海道限定品のマルちゃんやきそば弁当の中では一番新しい商品(2025年6月現在)となります。

「ほたてバター醤油味」のパッケージ
「ほたてバター醤油味」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具とソースとふりかけ、そしてマルちゃん やきそば弁当では定番の、もどし湯で作る中華スープが入っていました。

 具の中身はキャベツのみ、ふりかけの中身はごまと香辛料で、よくご紹介している「ペヤング」シリーズに比べると、具の量がいまいち少ないような気がしました。そしてその少なめの具を麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「ほたてバター醤油味」の具とソースたち
「ほたてバター醤油味」の具とソースたち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがし、ソースを入れて麺と具をよく混ぜ合わせました。途中でソースを少し舐めてみると、ほたてとバターが凝縮された味でした。最後にふりかけをかけて完成です。

 そしていざ「ほたてバター醤油味」を食べてみると、まず最初にほたてとバターのなんともいい香りが漂いました。麺は少し細めで、お湯を含んで元気になったキャベツとうまく絡み合い、バター醤油の少し濃い目の味の中に、ときおりほんのりとしたキャベツの甘味が顔を出しました。

 おまけ(?)でついてきたもどし湯で作る中華スープも、濃い目のコンソメスープのような味で、なかなかいい味のアクセントになってくれました。

 あいかわらず具はちょっと少な目な気がしましたが、北海道の朝市で食べるほたてバター醤油味を思い出させてくれる一品でした。

完成した「ほたてバター醤油味」(右隣りがもどし湯で作る中華スープ)
完成した「ほたてバター醤油味」(右隣りがもどし湯で作る中華スープ)

3.「たらこ味バター風味」

 「たらこ味バター風味」は、チキンと野菜の旨みにほのかなバターの風味を利かせた、たらこ味のやきそばです。

 発売は2019年の2月で、現在販売されている北海道限定品のマルちゃんやきそば弁当の中では2番目に古い(2025年6月現在)ロングセラー商品となります。

 昨年ご紹介した「室蘭やきとり味」と「えび塩味」は、残念ながらすでにラインナップからは消えており、この入れ替わりが激しいマルちゃんやきそば弁当の中で、「たらこ味バター風味」は6年以上も愛され続けていることになります。

「たらこ味バター風味」のパッケージ
「たらこ味バター風味」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には以前ご紹介した「えび塩味」と同様に具の袋は見当たらず、特製油と粉末ソースとふりかけ、そしてマルちゃん やきそば弁当では定番の、もどし湯で作るスープが入っていました。

 ただこちらのスープは、前述の「ほたてバター醤油味」に入っていた中華スープではなく、コンソメスープになっていました。

 特製油と粉末ソースとふりかけは、麺が完成してから混ぜ合わせるようなので、まずは無垢な麵の上から熱湯を注いで3分間待ちました。

「たらこ味バター風味」のスープとふりかけたち
「たらこ味バター風味」のスープとふりかけたち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがし、まずは麺にたらこのエキスが詰まった特製油を軽く混ぜてから、粉末ソースを入れてしっかりと混ぜ合わせました。

 そして最後にふりかけをかけようとすると、なんとふりかけでスープを作ってしまったことに、ここではじめて気付きました。カップに入れたときに、スープの粉が緑色だった時点で気付くべきでした。

 ということで、ふりかけなしのやきそばと、ふりかけ入りのスープの完成です。

 ちょっと落ち込みましたが気を取り直して、いざ「たらこ味バター風味」を、パセリの入ったふりかけがかかていることをイメージしながら食べてみました。

 すると、たらこの風味にバターが絶妙のバランスで絡み合った味の、「たらこ味バター風味」を味わうことができました。さすがロングセラーの味で、ここにもしパセリの入ったふりかけがかかっていれば、さらに味を引き立ててくれたのだろうと思いつつ、おいしくいただきました。

 ちなみに麺は太麺とのことでしたが、気持ち太く感じる程度でした。

完成したふりかけなしの「たらこ味バター風味」やきそば(左)と ふりかけ入りコンソメスープ(右)
完成したふりかけなしの「たらこ味バター風味」やきそば(左)と ふりかけ入りコンソメスープ(右)

4.おわりに

 以上が、マルちゃん やきそば弁当 「ほたてバター醤油味」と「たらこ味バター風味」のご紹介になります。

 どちらも北海道を思い出させてくれるとてもおいしいやきそばでしたが、特に「たらこ味バター風味」は、ロングセラーということもあり、たらことバターの味のバランスが絶妙で、全国販売してほしいと思える一品でした。

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 たまたま巡り合うことができた絶品料理や、年甲斐もなく未だに食べ続けているカップ麺の珍しい品々などを、自称グルメ(大食い)の視点でご紹介しています。

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