「ペヤング」カップ麺シリーズ:その19(「サムギョプサル風やきそば」と「ガーリックMAXやきそば」)

1.はじめに

 先日【ロピア】にいったときに、店頭の目玉品コーナーに「ペヤング」の「サムギョプサル風やきそば」と「ガーリックMAXやきそば」が並んでいました。

 両者とも新商品で、あとで調べてみると「ガーリックMAXやきそば」は発売日当日に、すでに【ロピア】の店頭に並んでいたことになります。さすが【ロピア】です。

 ということで今回は「ペヤング」の新商品「サムギョプサル風やきそば」と「ガーリックMAXやきそば」をご紹介したいと思います。

 なお本ブログは、私の確かな舌(?)と、「ペヤング」の製造元である【まるか食品】のホームページなどを参考にして書いていることを、ご承知おきください。

今回ご紹介する2商品
今回ご紹介する2商品

2.「サムギョプサル風やきそば」

 「サムギョプサル風やきそば」は、韓国料理の定番「サムギョプサル」を再現した商品のようです。ピリ辛さがアクセントとなるコチュジャンベースのソースと、サムギョプサルのメインとなる豚バラ肉をイメージした大切りの豚肉を組み合わせることで、後を引く味わいに仕上げられているようです。

 ちなみに「サムギョプサル」の “サム" は “三" “ギョプ" は “層" “サル" は “肉" で、いわゆる三枚肉(バラ肉)という意味で、厚めに切った豚バラ肉を豪快の焼いて食べる韓国料理となります。

 その豚バラ肉が、どのように再現されているのか楽しみです。

「サムギョプサル風やきそば」のパッケージ
「サムギョプサル風やきそば」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具たちとソースが入っており、具たちの中身は、キャベツ、白菜キムチ、豚肉の3品でした。

「豚キムチ味やきそば」のご紹介ブログ
「豚キムチ味やきそば」
のご紹介ブログ

 主役となる豚肉は量は少ないながらも、確かにいつもより大ぶりで少し厚みも増していました

 その他の具たちも、以前ご紹介した「豚キムチ味やきそば」には、名前にキムチと付いていながら具はキャベツでしたが、今回はそのキャベツに加え白菜キムチそのものが入っていました。ひょっとすると私の声が、【まるか食品】に届いたのかもしれません。

 そして具たちを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「サムギョプサル風やきそば」の具たち
「サムギョプサル風やきそば」の具たち

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがすと、いつもならなりを潜めてしまう豚肉が、しっかりと原型をとどめてくれていました。ソースを少し舐めてみると、それはまさにコチュジャンでした。

「サムギョプサル風やきそば」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)
「サムギョプサル風やきそば」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)

 そして麺と具たちとソースをよく混ぜ合わせて、いよいよ食べてみました。

 まず主役となる豚肉から食べてみると、カップ麺の中では特大の部類に入り食感もそれなりでしたが、やはり分厚い豚バラ肉の本物の「サムギョプサル」には遠く及びませんでした。

 それよりも脇役の白菜キムチとキャベツがいい仕事をしており、白菜キムチは小ぶりではあるものの本格的なキムチの味で、キャベツはほぼ本物のコチュジャンとみごとに調和し、ピリ辛さの中にときおりキャベツの甘さをアクセントとして添えてくれました。

 豚肉は健闘はしているものの、この焼きそばは「サムギョプサル風やきそば」ではなく、「コチュジャンやきそば」のほうがしっくりくるような気がしました。

完成した「サムギョプサル風やきそば」
完成した「サムギョプサル風やきそば」

3.「ガーリックMAXやきそば」

「パクチーMAXやきそば」のご紹介ブログ
「パクチーMAXやきそば」
のご紹介ブログ

 「ガーリックMAXやきそば」はその名の通り、強烈なガーリックの香りと旨味を同時に感じることができる、スタミナ満点の焼きそばに仕上がられているようです。

 以前ご紹介した「パクチーMAXやきそば」が、フライドガーリックが引き立て役になりパクチーの味を最大限に引き出した、本当に大満足のパクチー焼きそばだったので、今回の「ガーリックMAXやきそば」も期待が持てそうです。

「ガーリックMAXやきそば」のパッケージ
「ガーリックMAXやきそば」のパッケージ

 パッケージの上蓋を開けると、中には具たちとソースが入っており、具たちの中身は、キャベツとフライドガーリックの2品でした。

 主役であるフライドガーリックは、前述の「パクチーMAXやきそば」のときに比べるといまひとつ控えめな大きさで、この時点ではガーリックの香りも思ったほど強烈ではありませんでした。

 そして具たちを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。

「パクチーMAXやきそば」の具たち(左)と「ガーリックMAXやきそば」の具たち(右)
「パクチーMAXやきそば」の具たち(左)と「ガーリックMAXやきそば」の具たち(右)

 3分後にお湯を捨てて上蓋をはがし、ソースを入れて麺と具を混ぜ合わせました。ソースを少し舐めてみると、とても濃厚でガーリックの味がしっかりと凝縮されていました。

「ガーリックMAXやきそば」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)
「ガーリックMAXやきそば」のお湯を捨てた直後(左)と ソースをかけた直後(右)

 キャベツとフライドガーリックはお湯で少ししんなりとしてしまいしたが、両者はバランスよく麺の上で横たわっていました。そしてソースとよく混ぜていよいよ食べてみました。

 するといよいよ本領発揮ということでガーリックの心地よいツーンとした香りが漂い、それが口の中に広がり、のど元を通過して、最後は胃の中でかなり長い時間滞在していました。

 そしてちょっと下品な話になりますが、シニア恒例の食後の〇ップをすると、それはあきらかに大量のガーリックを食べたあとのものでした。

 さすが【まるか食品】、「ガーリックMAXやきそば」は、パッケージに記載されている通り “クサくてウマイ" ガーリック焼きそばでした。

完成した「ガーリックMAXやきそば」
完成した「ガーリックMAXやきそば」

4.おわりに

 以上が、「サムギョプサル風やきそば」と「ガーリックMAXやきそば」のご紹介になります。

 「サムギョプサル風やきそば」は、なんとか豚バラ肉を再現しようという努力のあとはみられましたが、その主役の豚肉より、脇役の白菜キムチとキャベツと、ほぼ本物のコチュジャンがなかなかいい仕事をしており、とてもおいしい韓国風焼きそばに仕上がっていました。

 「ガーリックMAXやきそば」も、、パッケージのふれこみ通りの “クサくてウマイ" ガーリック焼きそばでした。食べたあとしばらくの間は、口を開けるのを控えました。

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