「ペヤング」カップ麺シリーズ:その8(「中華あんかけ風やきそば」と「キクラゲとたまごのやきそば」)
1.はじめに
前回(その7)では、あらたに購入した新商品4品の中から、「アッラ・ナポレターナやきそば」と「麻婆やきそば」をご紹介しました。
今回(その8)では、残りの2品「中華あんかけ風やきそば」と「キクラゲとたまごのやきそば」をご紹介したいと思います。前回の2品、特に「麻婆やきそば」では、麻婆豆腐のやきそば版が見事に再現されていたので、今回も楽しみです。
2.「中華あんかけ風やきそば」
【まるか食品】が、あのあんかけ焼きそばを、カップ麺でどのように再現するのか興味津々でした。素人ながら、結構難しそうだなと思いました。まさか、別に餡を作る手間を取らせることはないだろうと思いつつ、食べることにしました。
パッケージの上蓋を開けると、中には具とソースが入っており、具の中身はあんかけ焼きそば定番の、キャベツ、エビ、カニ風味かまぼこ、の3品でした。
ポイントとなるソースですが、今までに食べた「ペヤング」たちと違い、結構な量のソースが入っていました。ソースの袋の中をよく見ると、ゼラチン状の煮ごもりのようなものが混ざっており、おそらくこれがあんかけを再現するキーになるのではないかと思いました。
ソースをしげしげと観察したのちに、具を麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。
3分後にお湯を捨てて上蓋をはがしソースをかけると、麺の上のソースは少なめですが、よくお店で見かけるあんかけ焼きそばの姿になりました。ソースを少し舐めてみると、少し濃いめですが、それはまさにあんかけ焼きそばの餡の味でした。
ひょっとしてこのままソースは混ぜないで食べるのかと思い、念のためにあいかわらず見くいパッケージの外装フィルムに書いてある調理方法を読むと、ソースをよく混ぜてお召し上がりください、と書いてありました。
その調理方法に従いソースをよく混ぜてみたところ、せっかく先ほどまであんかけ焼きそばらしくなっていたのが、少し薄めの色の普通のカップ焼きそばの姿になってしまいました。
とはいえまずは食べてみると、味はあんかけ焼きそばで、具もそれらしく頑張っており、なかなかおいしい焼きそばでした。が、あんかけらしい食感となると、ゼラチン状の煮ごもりのようなものが、麺に絡んで懸命にあんかけらしさを演出しようとしますが、ちょっと無理があるかなと思いました。
それよりは、ソースの量をもう少し増やし、味はもう少し薄くして、麺とは混ぜずに、食べるときに麺に絡ませながら食べる方が、もっとあんかけ焼きそばに近づくことができたのではないかと思いました。
3.「キクラゲとたまごのやきそば」
(その2)でご紹介した「オムそば」で、【まるか食品】はふわふわたまごを見事に再現していたので、この「キクラゲとたまごのやきそば」は、前項の「中華あんかけ風やきそば」とは違い、なんとなくその完成したときの姿はイメージはできました。
とはいえ、その出来栄えを確認してみようと、まずは食べてみることにしました。
パッケージの上蓋を開けると、中には具とソースが入っており、具の中身は、卵、キクラゲ、ネギ、の3品でした。前述の「オムそば」に比べると、たまごの量はほどほどでしたが、主役のキクラゲは小粒ながらたっぷりと入っていました。
そしてかやくを麺の上にのせて、熱湯を注いで3分間待ちました。
3分後にお湯を捨てて上蓋をはがし、ソースを入れて麺と具を混ぜ合わせました。ソースを少し舐めてみると、ごま油の香ばしさを感じる中華ソースの味でした。
そして3品の具は、麺とみごとに絡み合い、その中で主役のキクラゲの食感はしっかりと再現されており、期待通りのおいしさでした。
どうやら「オムそば」や「キクラゲとたまごのやきそば」のようなたまごを使ったやきそばは、【まるか食品】の得意とするところのようです。これからも、たまごを使ったおいしいやきそばが、続々と発売されてくることを期待しています。
4.おわりに
以上が、「中華あんかけ風やきそば」と「キクラゲとたまごのやきそば」のご紹介になります。「中華あんかけ風やきそば」は、おいしいあんかけ焼きそばですが、餡の再現は少し物足りませんでした。「キクラゲとたまごのやきそば」は期待通りの味で、とてもおいしくいただくことができました。
【まるか食品】は、毎月のように「ペヤング」の新商品を発売しているようなので、南町田の「グランベリーパーク」にいったときは、かならずいつものお店に立ち寄って、「ペヤング」の新商品を見つけて味わっていきたいと思います。
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